無題20180208

大きな窓から暖かい日差しが入ってくる昼間のリビング。
窓から見える庭は一面の雪。
その雪の上にはスズメの足跡。
ちゅんちゅん言いながら歩いている様子がとてもかわいい。

しかし、そんなかわいいスズメには目もくれず、片手にスマホを握りしめソファに座っている女がいる。
けめさん(年齢不詳)である。

けめさんは、じーっと画面を見つめている。
見つめている。
見つめている。

そして、口元がだんだん真一文字になってくる。

ううぅぅぅぅ・・・。
(*_*)

画面の先には謎の数字。
0-1
0-3
0-0
0-0
0-1
0-1
0-0
0-3
1-0
0-2
4-0
3-1
0-3
0-1
1-3

合計:9-19

こ、こ、これで・・これでいいのか?大丈夫なのか?
( ;∀;)

頭を抱え込むけめさん。
そして叫ぶ。


誰かあああああ!誰か教えてえええええ!
(艸゚Д゚;)


すると、ピロピロピロ~ンと音が鳴り目の前に5cmほどの物体が現れた。
よく見るとドーレくんである。
そう、北海道コンサドーレ札幌のマスコット
「ドーレくん」が目の前で飛んでいるのだ。
驚くけめさん。
ただ、いつも見るドーレくんとは少し趣が違う。
白いのだ。ホワイトドーレくんなのだ。


ドーレくん・・・?
(。´・ω・)?


「けめさん、大丈夫だよ。だってまだキャンプ中だよ。それに、監督が替わったんだからさ、すぐには強くならないよ」


ドーレくん・・・。
( ;∀;)

ありがとうドーレくん。そうだよね。まだキャンプ中だよね。我慢だよね。
( ;∀;)

ああ、心が落ち着く。さすが、ドーレくんだわ。
( ˘ω˘)


すると、今度はビロビロビロ~ンと違う音がなり、別の物体が現れた。
黒いドーレくん。ブラックドーレくんである。


「けめさーん。覚えてないの?2012年。あの時はキャンプ中の練習試合に悉く負けたっしょやー」


え?え?ドーレくん?
(;・∀・)


「キャンプ中から弱かったっしょ?」


はっ!
( ;∀;)


けめさんは思い出す。
2012年のこの時期はJ1の舞台ということでウキウキしてて、練習試合で負けても「シーズンで勝てばいいのさ!」と能天気に思ってたっけ。
したっけ、初戦こそは引き分けだったけどその後勝てず。あっという間に・・・。


そうだった・・・。
( ;∀;)



「けめさん!騙されちゃダメ!きっとこの練習試合は後で笑い話になるよ。だから我慢してね」

「えー。なーにはんかくさい事言ってるんだべ。今までのものをぶっ壊してるべさ。いつまで我慢するのさー」

「強いコンサになるための我慢の時期なの」

「だーかーらー。いつまで我慢するのさ?我慢して我慢して、我慢し続けて降格したのが2012年だべ?」

「そりゃ、ギリギリの戦いが続くと思うけど、信じようよ!サポーターならみんなを信じようよ!」

「えー。だって去年の土台をぶっ壊してるんだぞ!また1から始めようとしてるんでしょうや」

「そうだよ。リフォームじゃなくて建て替えだもの。しょうがないもん。でも、チームが決めたんだから応援しようよ」

「また負け続けるんだべさ。負のスパイラルに陥ったらどうするのさー」

「大丈夫!きっとみんなが頑張ってくれる!」」

「いやいや、現実見れって」

「こっちがなんだかんだ言ってもしょうがないの。チームは走り出してるんだから!」

「綺麗ごとだわー」

「なにー?どういうこと?」

「きれいごとばかり言ってるわー」

「どーゆーことー?」








ちょ、ちょっと待って!
( ノ゚Д゚)ノ

大変だ大変だ。
( ノ゚Д゚)ノ


けめさんはびっくりですよ。
けめさんの目のまえで2匹のドーレくんがケンカを始めたんですから。


ホワイトドーレくんとブラックドーレくんが大喧嘩。
しかも、ホワイトドーレくんは何故かお姉口調だし、ブラックドーレくんは北海道弁丸出しだし。


あぁどうしよ。どうしよ。
ケンカを止めなきゃ。
(;・∀・)


けめさんがそう思った時です。



3つ目の物体が現れました。
そうです。赤いドーレくんです。レッドドーレくん。


「君たち!けめさんが困ってるじゃないか!」



レッドドーレくん!
( ;∀;)


けめさんは少し安心しました。
このままドーレくんたちのケンカが続いたらどうしようと困惑してました。


「ほら、君たち。けめさんが困ってるよ。晩ごはんの支度もあるんだよ」



レッドドーレくん!わかってくれてたのね!
( ;∀;)




「けめさん、ごめんね。じゃ、帰るね!」
「すまんね。晩めしの支度してね。したっけ!」

ホワイトドーレくんとブラックドーレくんは飛んでいきました。


「けめさん、お騒がせしました。それじゃ!」


と、レッドドーレくんも飛んでいきました。





コンサの事は言わないんかい。
(/・ω・)/



ま、いいか。
(;^ω^)






落ち着いたところで、けめさんはソファから立ち上がりました。
出窓に飾っているコンサのエンブレムを見つめます。
ドーレくんをモチーフにしたエンブレムです。


ありがとうドーレくん。
(*^。^*)


あれ?
(。´・ω・)?


このドーレくんなんかいつもと違う。
(。´・ω・)?


なんでだ?
(。´・ω・)?





すると、ソファの上に何かが落ちてました。
ちょーどけめさんが座っていたあたりに。
よく見ると・・・。



エェエェエェ(゚Д゚)ェエェエェエ!!!!!




つぶれたドーレくんでした。
色はブルーグレイ。







慌ててブルーグレイドーレくんを手に取り、ゆすります。
声をかけながらゆすります。

すると、気が付いたようで、ぱっちりと目を開けて少し照れ笑いして飛び立ちました。



ごめんよぉ。
(;'∀')








出窓のエンブレムを見るとちゃんと4色に戻ってました。





あー。良かった。
(;'∀')








けめさんは、やっと晩ごはんの支度を始めましたとさ。






ではでは。


























[PR]
by keme-0619 | 2018-02-08 16:45 | サッカー | Comments(0)

ただの感想文です。


by keme0619
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31